Amazon Web Service(AWS)が提供するクラウドサービスの利用を検討されている皆様、本記事ではAWSアカウント作成から使用までのステップをご紹介します!

AWSアカウントの作成方法(無料)

AWSを利用する為に、まずはAWSアカウントを作成していきます。AWSアカウントは無料で作成できます。

アカウント作成には、メールアドレス、連絡先情報、請求情報の入力が必要となります。(これらはAWSアカウントを作成する上で必要な情報です。無料利用枠の範囲でサービスを利用する予定であっても、万が一制限を超えた場合、有料使用へシームレスに移行できるようにするため、請求情報の入力が必須となっています。)

AWSアカウント作成における情報入力は以上です。本人確認(SMSまたは音声電話による本人確認)まで完了したら、AWSサービスの利用が可能となります。

AWSサービスの利用開始

AWSサービスの利用を開始するためには、AWSマネジメントコンソールへサインインします。(https://aws.amazon.com/jp/console/)

AWSアカウント作成後、初めてサインインする場合は「ルートユーザーのEメールを使用したサインイン」を選択し、先ほど登録したメールアドレスとパスワードでルートユーザーとしてサインインします。※後に、日常的に使用するユーザには、ルートユーザーは使用せず、必要な権限に制限したユーザを使用することをお勧めします。

AWSマネジメントコンソール上での操作は簡単です。150種類以上のサービスから利用したいサービスを選択、更に世界各地の場所でホスティングされている領域を選択できます。

検索ボックスから直接利用したいサービスを検索することも可能です。サービスの構築や設定が完了したら、マネジメントコンソールで用意されているメニュー「請求ダッシュボード」より、毎月の利用料の確認もできます。「CloudWatch」を使用して、費用の監視をすることも可能です。

AWSの無料利用枠

AWSは150種類以上のサービスで無料利用枠を提供しています。その中でCloudMasterが皆様にお勧めするサービスをご紹介します。※以下は全て無料で利用できる無料利用枠の記載です。

Amazon EC2(コンピューティング):750時間/月

AWS Lambda(コンピューティング):100万リクエスト/月

Amazon Lightsail(コンピューティング):750時間/月

Amazon S3(ストレージ):5GB + 20,000件のGetリクエスト

Amazon RDS(データベース):750時間/月+20GBのデータストレージ+20GBバックアップ

Amazon GuardDuty(監視):30日間

Amazon SNS(クラウドSMS):100万の発行

Amazon Chime(オンライン会議ツール):1対1の会議とチャットは無制限無料

その他にも多くの無料利用枠が用意されています。ぜひ一度覗いてみてください。


AWS無料利用枠

AWS無料利用枠の異なる種類

上記のサービスは無料利用枠の対象サービスとなりますが、無料利用枠には以下3種類の方式があることにご注意ください。

① 「無料トライアル」:サービスをアクティブ化した日から無料期間のカウントが開始されます。

② 「12か月間無料」:AWSに最初にサインアップした日から12か月間が対象です。

③ 「常に無料」:無料利用枠に有効期限はありません。

 

有効期限や無料利用枠を超えてサービスを利用した場合、その時点からAWS費用は発生してしまいます。無料利用枠を活用する際は、計画的に使用し、利用料の監視(確認)を忘れないようにしてください。

AWSのクラウドサービスについて興味を持っていただけたでしょうか??AWSアカウントの作成からサービス利用まで、すぐに始められることをご理解いただけたと思います。

企業でAWSの利用を検討されている皆様、CloudMasterではPoCも提供しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

 

ご連絡先

▌Email:Rep@CloudMaster.com.tw

▌電話:(02)2311-8191

▌お問合せフォーム:https://www.cloudmaster.com.tw/ja/contact-jp/contact_us-jp/

↑お問合せフォームからご連絡いただいた場合は、担当者から折り返しご連絡いたします!↑